Yori Yori Diary

Bambi が Deer に成長する・・かもしれない

パイプ給水の水源視察

任地キレヘに赴任してから、2ヶ月が経とうとしています。

 

この2ヶ月間、キレヘの基礎情報、給水施設、郡や国の事業などについて知ることから始めようと、カウンターパートと話し、ひたすらパソコンと資料とにらめっこをしていました。

 

途中、戦線離脱はしましたが💊(詳細は後日別の記事にて)

昨日10/1、ついにフィールドに行ってきました!!

 

今回は、キレヘ郡庁があるニャカランビ周辺に引いている、

パイプ給水の水源である湧水の視察です。

 

ニャカランビから東へ約6km、バスで10分200RWF(約25円)、

往路は徒歩で1時間かけて行きました。

 

大通りではありますが、大学や商店、ちょこちょこ住宅、

そしてバナナ畑バナナ畑バナナ畑

たまに拓けた所からは、キレヘの広大な丘が臨めます。

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キレヘ郡キジナセクター、ルハンガセル、ムバレ村

なんとか学校(名前確認忘れ)の横のバナナ畑を突っ切り、

田舎らしいお家が点々とする村の中へ潜入。

ちょっと仲良くなった村人のお家👇👇

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道中挨拶してくれた子供達に

「Amazi hehe?」(水はどこ?)と聞くと

「私達も今から水採りに行くよ!」

と言って案内してくれました。

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ただ、水源までの道のりはそこそこ険しく☝️

岩がゴロゴロした坂道で、赤土が被っているので

気をぬくと滑って転びます。

そんな道と呼べるか疑わしい道を、

彼らはスタスタ慣れたように進みます。

 

そしてついにやってきました!!

水源!!湧水!!!

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ムズングがいるからか、採水のタイミングなのか、

気づくと村人が沢山集まってきました。

みんなで水待ち。

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塩ビ管かな?から湧水が出できた所に縦半分に切った竹を置き

水を取りやすくしていました。

ちょっとその竹は汚れてない?

簡単に外れるよ?

と、気になるポイントありますが。

 

Anyway, 採水体験♪

やっと水防ぽい写真撮れたよ!!

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3、4歳の子供も小さなジェリ缶を持ってきてましたが、

可愛いのが、蓋の替わりがイジトーチ(料理用バナナ)

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この村は牛飼い率が高く、結構な割合で牛のいる家を見ます。

湧水から帰るときなんて、前方から牛が降りてきて

狭い別れ道だったので、突進されるんじゃないかって怖かったです(笑)

羊と山羊と鶏も沢山います。

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大人だけでなく、子供も、水の入った20kg程のジェリ缶を

運ぶだけで大変だろうに、

足場の悪い道を登っていくんだもの。凄いとしか言えない。

 

ここは歩いても1時間の村で、

近くに学校はあるし、

村人は親切だったし、

何か活動に活かせたらいいなと感じました。

 

とりあえず、ここの湧水を水防で行う定期水質検査の対象にします!

 

帰りは都市間移動バスでニャカランビに帰りました。

バスの車内では乗客に色々話しかけられ、

自宅の目の前で、初対面のおばさんに拉致られ

お宅に連れてこられ、何故か連絡先を交換するという

赴任以降一番ルワンダ人と絡んだ一日だったなと

振り返って思いました。面白かったけど正直疲れた^^;

 

どこに行っても、英語だけでは会話できないので

キニヤを早く覚えて円滑なコミュニケーションをはかれるよう

頑張ります